2台のパソコンを有効活用

自宅で別々に使われているパソコン同士をつなげてやれば、もっと便利なパソコンライフが開けますよ。古くなって買い換えるなどして家に余っているパソコン。家族ひとりひとりが、それぞれ使っているパソコン、それらをつなげてやりましょう。

2台のパソコンを接続する理由1

あなたが2台のパソコンを接続しようと思い立った理由は何ですか?私の場合は、手持ちのファイルやパソコンの周辺機器を2台のパソコンで、共有することが目的でした。

2台のパソコンを接続することで、ファイルを共有するメリットは、同じ1つの作業を2人で協力して行うときなどに有効です。例えば、イラストレーターや、フォトショップなどのデザインワークにおいて、作業分担をして、お互いの進捗を確認する場合も有効ですし、あるいは、エクセルなどでのデータ入力を行う場合にも有効です。

仕組みとしては、共有ファイルを作り、その共有ファイルを保存している1台のパソコンに他のパソコンからネットワークを通じてアクセスして、作業を行うことができます。この場合、いったん、自分のパソコンにデータをコピーして、修正したものを共有ファイルに上書きしていくようなやり方が一般的です。

また、1台のパソコンに接続されているプリンタを、もう1台のパソコンでも使用することができます。この場合は、2台のパソコンの接続方法は、クロスケーブルを用いたLANの接続になり、ネットワークの設定をする必要があります。ランケーブルには、クロスケーブルとストレートケーブルがあり、ハブを経由して2台のパソコンを接続する場合は、それぞれのパソコンとハブをストレートケーブルでつなぎ、パソコン同士を1対1で直接接続する場合は、クロスケーブルを使います。

2台のパソコンを接続する理由2

その他、私がよく2台のパソコン接続を使う理由としては、データのコピーがあります。デジタルカメラで撮った写真データをパソコン間でコピーする時、とても便利です。

このデータのコピーは、例えば、パソコンを新規購入して現在使っている古いパソコンから新しいパソコンに買い換えた場合などにも行います。

今まで使っていたパソコンのデータを新しいパソコンに移したいといった場合、通常では、古いパソコンのデータをMOや対容量usbフラッシュメモリーなどに保存し、新しいパソコンに移すといった作業を行いますが、データの数がたくさんあると、時間がかり、新しいパソコンで、以前と同様の作業を行うとなると、かなりの時間がかかってしまう場合もあります。

ファイルや周辺機器などを共有する方法と同様に新旧2台のパソコンを接続する場合は、ネットワークの設定をする必要があります。また、設定などが苦手な人のために、データ引越しなどを簡単に行うことができるソフトウエアも販売されています。これは、古いパソコンにソフトウエアをインストールして、新しいパソコンとを接続が簡単なUSB方式で接続して、古いパソコンの設定や、ファイルなどを新しいパソコンに移行するといった便利なパソコンソフトです。

細かい設定も不要で、データの移行もソフトウエアが行ってくれるため、誰でも簡単に、新しく買い換えたパソコンで、すぐに作業ができるようになります。ただ、こういったパソコンソフトは、無料ではなく有料なので、新しく買ったパソコン以外にかなりの出費となります。 このほかにも、2台のパソコンを同時にインターネットに接続させる方法などもありますが、こうった2台のパソコンの接続用途や、接続の方法を解説した書籍が、コンピュータ誌などから、多数販売されています。 これらの書籍の価格は、ほとんどのものが1,000円程度ですから、是非、一度お読みいただければと思います。

自宅で2台以上のパソコンをつなげたい人の本

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